株の配当金とは?確定申告で税金が戻ってくるかも

スポンサーリンク



こんにちは。

今日は配当金の税金について解説します。

結論から言うと、確定申告しない普通のサラリーマンであれば、株の売買利益に対してかかる税率と同じ20.315%。

つまり、配当金から約20%が引かれ、実際にもらえるのは約80%となります。

以前の記事で解説したように、”特定口座&源泉徴収あり”にしておけば、自動的に税金は天引きされるので初心者には便利です。

株にかかる税金は?総合課税と分離課税の違い

2016.07.14

配当金の特徴についての説明が長くなっていますので、税金について知りたい方は、2から読んで下さいね。

株の配当金とはどういうお金?

さて、まず初めに配当金というものの性格について。

配当金とは、株を買ってくれた(=お金を投資してくれた)株主に対して、企業が支払うお金です。

企業は、利益の一部を配当金として株主に還元するわけですね。

リターンがなければ、株を買ってもらえないので、当然と言えば当然。

企業は利益を上げるために株主からお金を投資してもらい、株主は企業が稼いだお金の一部をリターンとしてもらう。

これが株式会社が成立する基本的な仕組み。

配当金ではなく、将来の利益拡大のため(設備投資とか)に使う企業もありますが、それは企業ごとの性格の違い。

もちろん、株主総会で株主の合意を得る必要があります。

配当金は安定的な収入になる

前置きが長くなりましたが、配当金は安定的に入ってくる収入という性格があります。

いったん株を購入して保持し続ければ、半年毎(企業によっては一年毎)に配当金が入ってきます。

もちろん、企業の業績悪化や倒産となれば話は別ですが、そのリスクがある分、銀行の利子よりはるかに高いリターンを得ることが可能。

銀行利子はせいぜい0.2%とかですが、配当金は3.0-4.0%狙えます。

つまり、極端な話、1,000万円で配当金4.0%であれば、毎年何もせず40万円の収入。

これが、銀行預金だと利率0.2%でたったの2万円。

どちらが魅力的か一目瞭然ですよね。

このブログは20代の若者向けに書いていますので、リスクは若さでカバーしましょう。

損したら勉強代と思えば大丈夫。

長い目で見れば、早く投資を始めた人が絶対に有利です。

キャピタルゲインとインカムゲイン

さて、長々と説明してきたこの配当金、別名インカムゲイン(income gain)と呼ばれることもあります。

簡単に言うと、”資産を持っていることで、安定的に入ってくる収入”という意味。

配当金だけでなく、債券や銀行の受取利息、不動産の家賃収入なども含まれます。

一方で、株の売買で得る利益は、キャピタルゲイン(capital gain)と呼ばれます。

こちらは、手持ちの資産価格が値上がりしたことで得られる利益を指します。

インカムゲインより短期間で大きな利益を得られる可能性もありますが、安定的に入ってくる収入ではありません。

安定的に収入を得られるインカムゲインをメインとして、バランス良く資産を増やしていきましょう。

インカムゲインを順調に増やしていければ、将来の早期リタイアも見えてくるかもしれませんね。

定年まで同じ仕事?早期リタイアの可能性

2016.07.23

配当金の税率と確定申告がお得なケース

PAK85_kakuteishinkokupen20140312231341_TP_V

冒頭に書きましたが、確定申告しない普通のサラリーマンであれば、配当金にかかる税金は、株の売買利益に対してかかる税率と同じ20.315%。

特定口座&源泉徴収ありで取引していれば、税金天引き&確定申告不要と、とってもシンプル。

ただし、以下のように、確定申告することで払いすぎた税金が戻ってくるケースもあります。

年収が低い人は総合課税で確定申告

総合課税(他の収入と合算)で確定申告すると、税率は年収によって決まります。

ご存知の方も多いと思いますが、総合課税は累進課税なので、年収の多い人は税率が高く、年収が少ない人は税率も低いです。

つまり、年収が少ない人であれば、税率は20.315%よりも安くなるケースがあるため、その差額が戻ってくるというわけ。

所得税、住民税、配当控除をそれぞれ考えていくと、お得になるケースは以下のようになります。

  1. 課税所得が330万円以下:税率7.2%
  2. 課税所得が695万円以下:税率17.2%

ただし、課税所得には配当金も含みます。

例えば、給料の課税所得が300万円、配当金が50万円だと、トータルの課税所得は300+50=350万円となり、330万円を超えるので、税率は7.2%ではなく17.2%になってしまいます。

気になる方は、以下の記事を参考に、自分の課税所得を確認してみましょう。

参考までに、年収600万円で課税所得は約300万円、年収1,000万円で課税所得は約600万円くらいです。(20代のサラリーマンであれば、まず課税所得330万に収まると思います)

サラリーマンの所得税の計算解説!控除額や税率はいくら?

2016.06.20

最後に、配当控除について説明しておきます。

文字通り、配当金にかかる税金を安くしますよ、という制度。

所得税に対して10%(課税所得1,000万円以下)、住民税に対して2.8%が引かれるので、

  1. 課税所得が330万円以下:所得税0% (10-10=0%) + 住民税7.2% (10-2.8=7.2%) = 7.2%
  2. 課税所得が695万円以下:所得税10% (20-10=10%) + 住民税7.2% (10-2.8=7.2%) = 17.2%

となります。

株売買などで損益が出ている人は申告分離課税

今度は、株や投資信託で損が出ているケース。

この場合、申告分離税という形で確定申告します。

税金が戻ってくる理由は、株の損失分と配当金の利益を合算できるから。

例えば、株で10万円の売却損が出ており、かつ配当金で10万円もらった場合。

この時、配当金に対しては源泉徴収で約2万円の税金が天引きされていますが、合算すると利益は0円。

なので、払い過ぎの2万円が戻ってくるというわけ。

以上、配当金の税率と確定申告がお得になるケースについて紹介しました。

ただし、確定申告については、配偶者控除や雑所得といった別の要素も絡んでくる可能性もありますので、申告する際は総合的にメリット/デメリットを判断することが重要です。

investor M
今日のまとめ
配当金は、株主に対して企業が分配する利益のことで、安定的な収入となるインカムゲイン。通常は20.315%の税金が天引きされるが、年収が少ない人や売却損が出ている人は、確定申告によって戻ってくる可能性あり。

スポンサーリンク












コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

investor M

資産形成と海外旅行が大好きな20代後半男性。投資で着実に資産を増やし、時間に縛られないライフスタイルを目指す。将来は早期リタイアして世界一周旅行に行くのが夢