こんにちは。
海外旅行ネタです。
今日はスリランカという国について。
海外旅行先としてはかなりマイナーな国だと思います。
名前すら聞いたことがないという方もいるかもしれませんね。
実は私も全く関心がなかったのですが、先日見たTBSのテレビ番組、”世界ふしぎ発見!”で取り上げられているのを見て、一気に興味が湧きました。(2016年11月12日放送)
スリランカという国の魅力が紹介されており、ミステリーハンターの野々すみ花さんは以下のように書いています。
その豊かな自然の美しさから「インド洋の真珠」と称えられるスリランカ。インド洋に浮かぶこの国には、世界中の人々を虜にする宝物があるといいます。
初めて訪れたスリランカでは、たくさんの発見がありました。と同時に感動の連続でもありました。スリランカの魅力を探る取材をして、私もすっかりスリランカに魅了されています(笑)。
ちょうど長期の休みがとれたので、今回スリランカへの旅行(一人旅)を計画することにしました。
実際の旅行体験と合わせてシリーズで紹介していきたいと思います!
スリランカってどんな国?どこにあるの?
まずはスリランカという国について簡単に調査。
スリランカは、インド洋に浮かぶ島国で、場所はこちら。
インドの南東に位置し、面積は北海道の約0.8倍です。
人口は約2,000万人と、日本と比べてもかなり小さい国ですね。
インドの近くということで、ヒンドゥー教が主流かと思いきや、仏教を信仰するシンハラ人が約70%と大多数を占めています。
かつてはイギリス連邦セイロン自治領
さて、このスリランカという国、かつてはインドと同じくイギリスの植民地でした。
セイロンという名前は聞いたことある方が多いのではないでしょうか?
そう、あの有名な紅茶セイロンティーのセイロンです。
イギリスの植民地時代に紅茶の栽培が始まり、今でもスリランカの主要産業となっています。
1972年にイギリス領から独立した際に、元々の”セイロン”から”スリランカ”へ改称しました。
尚、現地の言葉で、スリは”光り輝く”、ランカは”島”を意味し、合わせて”光り輝く島”という意味。
素敵な国名ですよね~。
治安は一部を除いて良好
初めて訪れる国で気になるのがやっぱり治安。
ネットや本で調べた限りでは、比較的治安は良好。
特に、観光スポットが集中する南・西部は特に心配する必要はなさそうです。
北・東部は一部立ち入り制限エリアが存在しますが、ほとんどの方が観光で訪れるのは南・西部だと思います。
ただし、あくまでも海外ですので、最低限の注意は払いましょうね。
日本からの行き方は?おすすめはタイ国際航空!
直行便はスリランカ航空が成田から運行
さて、日本からスリランカへの行き方ですが、直行便が成田から出ています。(2016年12月現在)
運航するのはスリランカ航空で、所要時間は約9時間。
アジアと言えど、なかなかの長時間フライトですね。
このスリランカ航空ですが、アライアンスはワンワールド(JALと同じ)に所属しています。
JALのマイルを貯めている方は良いですが、私はスターアライアンスに所属するユナイテッド航空のマイレージで貯めているので、別の航空会社を利用しました。
マイレージプラスは、マイルも貯めやすく、プレミア会員にもなりやすいのでおすすめです。
私のおすすめは、ずばりタイ国際航空!
タイのバンコク(スワンナプーム国際空港)を拠点とする航空会社です。
おすすめポイントは、成田&羽田だけでなく、大阪、名古屋、福岡、札幌と日本の主要都市から便が出ている点。
東京以外から行く場合、成田で乗り換えてもバンコクで乗り換えても同じ一回ですもんね。
タイ国際航空で貯まるマイル(マイレージプラス)
タイ国際航空でバンコクまで搭乗した場合、どれくらいのマイルが貯まるか見てみましょう。
ただし、今回はあくまでも、私が利用しているユナイテッド航空のマイレージプラスで貯めた場合についての紹介です。
他の航空会社と同様、利用するクラスでマイルの積算率が変わってきます。

タイ国際航空のマイル積算率(ユナイテッド航空のマイレージプラス、2016年12月現在)
同じエコノミークラスでも、4段階に分かれており、格安で購入した場合は0%もあり得ます。
例えば、名古屋-バンコクでエコノミークラス(Qクラス:積算率75%)を利用した場合の実績がこちら。

名古屋-バンコクのQクラス利用は、片道2,034マイル貯まる!
片道2,034マイルです。
積算率が75%でこれなので、仮に正規運賃で購入した場合は、2,034 x 100/75 =2,712マイル!
往復で5,000マイル以上ですね。
ぜひ同じアライアンスを上手く利用してマイルを貯めましょう。
タイ国際航空はバンコクでのストップオーバーが可能
さて、いくらスターアライアンスのマイルが貯まると言っても、他の航空会社に比べて値段がかなり高い場合はさすがに購入しませんよね。
しかし、タイ国際航空のもう一つのメリットは、タイでのストップオーバーが可能な点!
東南アジア屈指の観光大国であるタイに立ち寄れるのは、大きな魅力ですよね。
日程に余裕がない場合は無理ですが、可能ならぜひ利用してみましょう。
ちなみに、ストップオーバーとは、乗り継ぎをする国に24時間以上滞在する航空券のことで、
例えば、
- 12/19: 日本(東京/大阪/名古屋など)~バンコク
- 12/19-21: タイ(バンコク)に2泊3日滞在
- 12/22: バンコク~スリランカ
という日程(往路)の航空券が可能。
気になるお値段ですが…
…
実は、普通に乗り継ぐ場合とほとんど同じ値段で買えちゃいます!
試しにタイ国際航空のHPで検索してみました。タイ国際航空HP
まずは普通に以下の条件で検索。
- 名古屋~コロンボ
- 出発日:12/19
- 往路出発日:12/30
すると出てきた最安値がこちらで、95,960円。(航空運賃は89,500円)

一方、次は往路でバンコクに2泊3日ストップオーバーする場合を検索してみます。
検索の仕方は、周遊ボタンから可能です。

タイ国際航空でストップオーバー航空券を購入する場合は、こちらの周遊から検索!
往路の名古屋~コロンボを、①名古屋~バンコク、②バンコク~コロンボに分けて検索。(復路は普通にコロンボ~名古屋で入力)

ストップオーバーするバンコクを目的地の間に入れて検索しよう!
すると、出てきたお値段がこちら。

98,310円!(航空運賃は89,500円)
ストップオーバーなしと比べても、その差わずか2,350円です!
尚、航空運賃は全く同じ値段。
主な違いは、Passenger Service Chargeという空港税分です。(出入国がない単なる乗り継ぎの場合は発生しない料金)
わずか数千円でタイにも立ち寄れちゃうこのストップオーバー航空券、日程に余裕のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
ストップオーバーだけでなく、オープンジョーも活用すると、さらに旅行の幅が広がりますよ。
…完全に話が逸れましたね。笑
スリランカ周遊の観光ルートを検討!
話を戻して、スリランカ周遊の観光ルートを考えていきます。
尚、今回の旅行は8泊10日(機中1泊)の予定。
なかなか行けない所なので、欲張って長めに設定してみました。(運よく長期連休もゲットできたので)
まずは行きたい観光地をリストアップ
さて、とりあえず行きたい場所を探すため、”地球の歩き方”を購入。
ネットでも調べられますが、何となくいつも買ってしまいますね。
本屋さんへ行ってみてびっくり、スリランカの本はけっこうな厚さ!

スリランカの地球の歩き方が予想以上のボリューム!観光スポットが盛りだくさん?
ページ数は何と424ページ!
これは期待できそうです。
調べた結果、スリランカの主な観光エリアとして出てきたのがこちら。
文化三角地帯(遺跡系の世界遺産)
- アヌラーダプラ
- ポロンナルワ
- シーギリヤ
- ダンブッラ
キャンディと丘陵地帯(高原&茶畑)
- キャンディ
- ヌワラ・エリヤ
- スリー・パーダ
- シンハラージャ森林保護区
南西海岸(ビーチリゾート)
- ニゴンボ
- ベントータ
- ヒッカドゥワ
- ゴール(ガル)
もちろん、10日間で全て周るのは不可能。
スリランカの移動手段は主にバスか電車ですが、調べてみると各都市間の移動にけっこう時間がかかりそう。
ということで、3つのエリアは周りつつ、滞在都市を絞ることにしました。
8泊10日の観光ルートを決定!
スタンダードな感じですが、最終的に決めた観光ルートがこちらです。

スリランカ周遊8泊10日の旅行計画!主要な観光地を網羅したルートにしてみました!(地図はGoogle Mapを使用)
- 日本→スリランカ空港→ニゴンボ(ニゴンボ泊)
- ニゴンボ観光→ダンブッラ(ダンブッラ泊)
- ダンブッラ&シーギリヤ観光→キャンディ(キャンディ泊)
- キャンディ観光(キャンディ泊)
- キャンディ→ヌワラエリヤ観光(ヌワラエリヤ泊)
- ヌワラエリヤ→コロンボ(コロンボ泊)
- コロンボ観光→ベントータ(ベントータ泊)
- ベントータ観光→ゴール(ゴール泊)
- ゴール観光→コロンボ観光→空港(機中泊)
- 日本着
ほぼ毎日移動なので、これでもけっこうきつそうですが、一都市一日は滞在できそうです。
ツアーだと、同じような日程を6泊で周る弾丸ツアーもあるみたいです。
どうせ行くならゆっくりしたいですよね~。
特に南西海岸のビーチリゾートは。
さて、上記観光ルートのポイントとしては、以下の3点です。
- 空港から直接ニゴンボへ移動
- 文化三角地帯はシーギリヤロックに絞り、ダンブッラを拠点に
- ヌワラ・エリヤから南西海岸へは、一旦コロンボを経由
それぞれ、少し経緯を紹介しておきます。
空港から直接ニゴンボへ移動
私が利用するタイ国際航空でスリランカへ行く場合、バンダラナイケ国際空港の到着は何と夜中の00:10!
空港は大都市コロンボの近くなのですが、実は少し北にあるニゴンボというリゾート地の方が空港からは近いです。
コロンボは帰りにも寄れるので、まずは空港から近いニゴンボへ移動し、宿泊することにしました。
夜も遅いし、なるべく早くホテルに行きたいですもんね。
文化三角地帯はシーギリヤロックに絞り、ダンブッラを拠点に
続いて、遺跡群の世界遺産が集中する文化三角地帯。
ここは3日くらいかけて回りたいと思ったのですが、時間もないし、飽きてしまうかもしれません。
ということで、一番有名なシーギリヤ・ロックに絞ることに。
シーギリヤは小さい町なので、滞在拠点は一番近いダンブッラに決定。
ちなみに、ニゴンボからの移動時間もバスで4時間くらいです。
これが、アヌラーダプラへ行こうとすると、ニゴンボからバスで6時間の道のり…。
というわけで、アヌラーダプラは諦め、ダンブッラ&シーギリヤ・ロックに決めました。
ヌワラエリヤから南西海岸へは、一旦コロンボを経由
最後に、一番悩んだこれ!
初めは、ヌワラエリヤから南西海岸のゴールへ直接いこうと思っていました。(その方が地図上では一筆書きでいい感じ)
ただ、ネットで調べてみると、ヌワラエリヤ~ゴールのバスは所要時間なんと9時間!
山道もありますし、これは絶対に大変と予想。
しかもヌワラエリヤ出発は朝7:30…。(他にもあると思いますが)
ヌワラエリヤは高原リゾートで過ごしやすい環境なので、朝7:30出発はもったいないと思いました。(せっかく一泊しますしね)
というわけで、ヌワラエリヤからは、コロンボへ移動し、コロンボで一泊してから南西海岸へ向かうことにしました。
尚、ヌワラエリヤ~コロンボは電車があるので、快適な移動が可能です。(所要時間は約6時間)
旅行の計画が出来たら、いざ出発!

さて、スリランカ旅行記事の第一回目は、スリランカという国、航空券、観光ルートについて紹介しました。
本記事を参考に、自分に合った旅行計画を立ててみて下さい。
計画が出来たら、いざ出発!
と行きたいところですが、実はスリランカ入国にはビザが必要…。
ということで、第2弾はスリランカの入国ビザについて紹介します!
【スリランカ旅行記2】
コメントを残す